整体と腱鞘炎
腱鞘炎ということを解説すると、
腱鞘というものに炎症がおきている状態。
腱鞘とは腱が通っているトンネルのような物。
腱は筋肉と直結しているスジ状の物。
腱が、スムーズに動くように哨の中を通っています。
鞘はサヤと読みます。
刀のさやのことです。
イメージがつかめたでしょうか?
よく、手指の使い過ぎで腱鞘炎になるといいますが、
そのとおりです。
腱鞘と腱との摩擦によるものです。
ここで、手指の使い過ぎと言うことで、
摩擦の時間が大きくなると発症することはわかります。
さらには摩擦の抵抗が大きくなるとより発症しそうなイメージが理解できるでしょうか?
各関節の歪みがあると、より摩擦抵抗が大きくなり、
腱鞘炎になりやすいということになります。
結果、腱鞘炎を治そうとするときには、歪みを取るということが、
効果的であることがわかります。
寝腰(起床時の腰痛)と整体
起床時の腰痛のことを、俗に『寝腰』というようです。
腰痛持ちの多くがこの寝腰に悩んでいます。
さて、その原因ですが、巷では多くの原因が言われています。
そのなかで寝具を言う方が居られますが、
寝具は原因の可能性は低く、要因の可能性があります。
その証拠に、腰が健全な方が、ふわふわの布団に寝たからと言って、そうそう腰痛になりませんし、
寝腰の人が寝具を変えたからと言って、カンタンに寝腰がなくなるものでもありません。
もともと別の要因で腰に不具合がある人が、寝腰になるのです。
なので、腰痛の治療が寝腰の改善の近道なのです。
(ただ、寝具にて痛みの程度が変わることはあります)
さて、ではなぜ起床時に痛みがあり、そのうちに軽くなってしまうのか。
それは、寝ている間、人の筋肉は当然休んでいます。
筋肉が休むというとイメージ的フニャッとしている状態を想像するかもしれませんが、
あまりにも長時間動作がないため、柔軟性が無くなり強ばってしまいます。
なので、収縮状態と同様の状態になり、腰部などの障害部が痛みます。
(脊椎椎間が狭くなり、神経を圧迫するなど)
動き出すと痛みが取れてくるのは、
筋緊張ながほぐれるのと、血流が変わることによるものです。
※ただし、寝具があまりにもひどいものならば、腰痛に限らず色んな病気の原因になりますので、
少し固めの寝具を選ぶとよいでしょう。
腰痛の原因
腰痛だからといってすべてが脊柱(腰椎)の狭窄(狭くなった状態)とは限りません。
内臓が悪い場合があります。特に腎臓辺り。
この場合、整体で治るものではありません。
(間接的に改善する可能性はありますが、病院の治療や、健康的な生活をするほうが手っ取り早いと思います。)
頚椎捻挫
頚椎捻挫といえば、交通事故やスポーツの障害などの外傷によるもの
別名、外傷性頸部症候群または頚むち打ちになりますが、
早めの正しい対応が必要となります。
人間の体は正しい位置に組織を固定していたいという意識が働いていますので、
大きく変化することはありませんし、変化するにしても少しずつ変化し、
悪い状態になれば痛みという形で変化を教えてくれます。
むち打ちはその過程を通りこし、いきなり大きく組織を変化させますので、
もとに戻そうとする力が働きます
(物理的に戻りきらないことも多々有りますが...)
もとに戻ろうとする力も最初のうちで、
組織の変化にもそのうち慣れてきます。
慣れてくると、もとに戻そうとする力が次第に弱くなり、
改善に時間がかかってしまいます。
また、完全にもとに戻ることはあまり期待できず、
痛みをあまり感じない程度までの回復となります。
(あまり分かっていないところは『改善しました』といった後、
『再発しました』などというところがあるかもしれません)
痛みをあまり感じないところまで改善出来れば、
日常生活を、普通に過ごすことができますので、
そこが目標となります。
